プリセタ公式ブログ

出演者6-佐藤幾優

遅れてきた。
この方は稽古に遅れての参加だったんです。
というのも6月1日までブルドッキングヘッドロックの公演に出演されていたので、プリセタに合流した最後の俳優さんだったんです。
それはこの方、佐藤幾優さんです。

しかし何故でしょうか。
もうすっかり遅れての参加の事を忘れています。
遅れたこともあってか、参加初日なんかは遠慮がちに稽古場に入ってきた佐藤さんでしたが、いつの間にかプリセタに溶け込み、今や堂々たる存在感を放っている。
なくてはならない人。
そう、稽古前半にはいなかった佐藤さんはいつの間にか、プリセタの芝居になくてはならない人物となっている。
そういう俳優さんなんだと思う。
芝居を見終わった後、例え小さな役だったとしても、いつの間にかお客さんに印象を残してきたんだと思う。
6番打者。
僕は人を見るときには必ず野球の打順で区分けをしているところがあって、佐藤さんを例えるならやはり6番打者だと思う。
決して3~5番のクリンナップを打つ事はない。いや、クリンナップを打てるだけの能力は十分にあるのだが、監督から任されるのはやはり6番打者。
ホームランをバンバン打つわけではない。
打率が特にいいわけでもない。
ただここぞという時に必ずいい仕事をしてくれる。それが6番打者であり、佐藤幾優さんだ。
佐藤さんを見ていると、自然と野球の場面に重なってくる。
7回裏ツーアウト、二点ビハインド、クリンナップで作った満塁のチャンス、バッターは6番レフト佐藤。
彼は外角低めのストレートを鮮やかに左中間に放ち、走者一掃のツーベースを放つ。
佐藤さんがいれば、必ずいい仕事をしてくれる。
今作「ランナウェイ」でもそれ然り。
芝居を作る時には必ず登場人物の一人として居てほしい俳優、佐藤幾優。是非ご観覧を。

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