プリセタ公式ブログ

Archive for 4 月, 2010

春は出会いと別れの季節ですか?

関です。
関寛之です。
面白いです。
凄い面白いです。
新世紀エヴァンゲリヲン。
ガンダムではニュータイプのあちら側に行きたかった僕ですが
今更ながらハマってます。ユーチューブで。
それにしても碇ゲンドウはモテますね。
いろいろ語りたいのですが
最近このブログが長いよ。って言われたので
今回はこの辺で終わりにしたいと思います。




そんなわけで先日プリセタでお花見をしました。
お酒を飲みながらみんなで楽しい会話をしていると
ひらひらとお酒の中に
桜の花びらが落ちてきます。
満開の桜を見ながら
なんか感傷的な気分に浸っていると
「落ち込んでもいいけどそんなに見せないでくれる?」
と昔、遊園地で言われた事を思い出しました。
トイレに行き個室に入ると
壁にはいろんな落書きが書いてあります。

なかなかゆっくり眠れません。
アレがだんだん迫って来るからだ。
時間がない。

この思いはお前のせいじゃないと思い込みたいぜ。

気持ちE~アフリカ人が踊ってる~

昨日なんて来なければいいのに。

いやー神様は油断させないね。

紐が一本あれば楽しめます。

わんぱくでもいい。大いに勘違いしていこう。

おい!背中に砂がついてる女。

この戦いとっくに俺の理解を越えているぜ。


まだまだ落書きはありますが
みんなの所へ戻る中
桜並木を歩いていると

あ、僕も頑張ります。


ふとそんな事を思いました。


長い間どうもありがとうございました。

関寛之

確固たる母子

5年ぶりに再会したFさんは、当時と比べ、何かが違っていた。

Fさんは昔フランス料理屋で働いていた時の先輩で、
右も左も分からぬ新人の僕に、
接客やマナー・その他世渡り術まで教えてくれた尊敬すべき女性である。
妊娠を機に、Fさんはその店を辞め、それ以来疎遠になっていた。

「4,5年会ってない知人と久々に会う」
というのが最近の僕のブームで、
今後二度と会わないかもしれないその人と、
最近は敢えて連絡を取ったりしている。

「当時のその人」が「現在」どう変化したのかを見てみたい、
そんな衝動からFさんと会うことになったのである。

平日の昼間の晴れたその日、
Fさんの腹を膨らませていたアノ物体は、
愛くるしい笑顔の少年として僕の前に現れた。
もう4歳になっていた。

僕らは井の頭公園の芝生にビニールシートを敷き、
家族のように、Fさんの作ってきた弁当をほおばった。

当時のFさんは、誰とでも一定の距離感を取るような印象があった。
話題が豊富で、人を楽しませることに長けているくせに、
相手が距離を縮めようとすると、
一歩引いて人と接するような、
ちょっと冷たい印象も兼ねそろえた不思議な人だった。

そんなFさんの結婚生活と子育ての4年間の、
人間ぽい生々しい生活を知りたかったのだが・・・、

4才のF息子がもぉ~
遊ぶ騒ぐ暴れる、
といった感じで、
3時間ほど井の頭公園にいたのだが、
結局2時間半はF息子と
キャッチボールをしたり、フリスビーを投げたり、水鉄砲を浴びたり、
で過ごしてしまい、Fさんとはあまり話せなかった。
F息子と遊んでいると、
自分に子供がいるような錯覚を覚え、
ものすごく楽しい2時間半だったのだけれど。

そんな愉しい時間の中で、こんな場面があった。

200m ほど離れたトイレから帰ってくる、F母とF息子に向かって、
僕は遊びで使っていたボールを思いっきり投げた。

大きな放物線を描くボール

ボールをキャッチしようと走るF息子

それを見守るF母

その時である

バタン!

転んだッ、
F息子が思いっきり転んでしまった。

そして、その後の光景は本当に一瞬の出来事だった。

冷静で冷たい印象を持っていたあのFさんが、

両腕を大きくスイングし、

カモシカのように太ももを上下させ、

ダッシュしていた。

遠くから、僕はFさんのダッシュを初めて見ていた。
見とれていた。

あっという間に息子の元へたどり着き、

そしてFさんは、

そっと、

息子を抱きしめた。

僕はこの光景を忘れられない。

息子を抱きしめるFさんはいつの間にか、
「母親」になっていた。

Fさんはこの世の誰よりも身近な距離感で、
息子を抱き締めていた。

5年間の間に
Fさんは大切な存在を育ててきたんだな、と
そんなことを思った。

観劇と感激!

昨日は、世田谷のシアタートラムにて 劇団 散歩道楽「かいぶつのこども」を観劇。観た後あたたかい気持ちになるお話しでした。笑えるところも多々あって、そして登場人物も多いのにみんなそれぞれ見せ場があり 太田さんらしい愛情のある脚本だなぁと思いながら観ていました。月曜日までやっているそうですので皆様、是非!自分が散歩道楽さんに客演させて頂いてからかれこれ6年位は経つでしょうか。時の流れは早いものです。昨年、プリタクで出て頂いた 植松さん いや 今は散歩道楽正式劇団員の上松 コナンさんに誘って頂き打ち上げにも参加して来ました。行ってみるとプリタクでお世話になった衣装さんや10日前のホロビテの公演でお世話になった方、そしてかなりお久しぶりな人もいまして、楽しくお酒を飲む事が出来ました。ありがとうございました。今月は、まだまだ 舞台を観る予定です。今のうちに観ておかねば。

そして そして 話しは変わりますが横浜ベイスターズが連勝しました!寺原、三浦 ナイスピッチング!! まだ、借金のチーム事情ですがまだまだ これから。台風の目となって今年のプロ野球を面白くしてもらいたいものです!

最後に桜の季節もそろそろ終わりですね。名残惜しいので 桜の写メをのせてみます。それでは、またー!

富士 たくや

血まなこの老人

数年前にインドに行った時の事だ。
僕がインドで感じた面白みのひとつとして
「値切り交渉」
がある。
「日本人=金持ち=カモ」
の図式がインドでは当たり前であり、
ホテルやタクシーは通常より値段を高く設定してある。
要は、「ふっかけてくる」わけである。
だから値段を聞いては、
わざと呆れ顔を作って「No、No」と言って帰る素振りを見せたりする。
そうすると、相手のインド人は慌てて10ルピー下げて再び交渉が始まるのである。
そんな日本人VSインド人の駆け引きが好きで、楽しみの一つであった。

インドの移動手段として、「サイクルリクシャー」という、
自転車に荷台のついた、簡易タクシーのような乗り物がある。
人力車の自転車バージョンだと思うと分かりやすい。
たった数十円で10分やそこらの距離を連れていってくれるのである。

説明が長くなってしまったが
インドでの旅にだいぶ慣れた頃、僕は一人の老人に出会ったのである。

年齢は60前後、父親と同じぐらいで、体は痩せこけており
ぼくはとある駅まで行くため、その老人が漕ぐサイクルリクシャーを止めたのである。
いつも通り値段交渉が始まる。
確か40ルピー(約100円)を老人は提示し、
僕はいつものごとく「No」顔を示す。
悲痛な顔の老人。
しかし断固譲らず、値切りを訴える。
苦しそうに「30ルピー」と口に出す老人。
しかし僕はさらに値切り姿勢を崩さなかった。
最終的に、「勘弁してくれ!」と
それは本当に苦渋の表情で老人「25ルピー」と言った。
僕はちょっと変な気分で頷いた。
老人の目は本当に苦しそうだった。

そして僕を荷台に乗せ、老人は自転車を漕ぎ始めた。

暑い…。

その日は30℃をゆうに越す炎天下だった。

老人の汚いTシャツは汗でびっしょりだった。

インドでは、サイクルリクシャーは立場が弱いらしく、
道路を走る老人は、車やタクシーから
「邪魔なんだよ!」
と罵声を浴びせられていた。

10分が経っても、まだ目的の駅につく気配はない。

どうやら駅まで結構遠いらしい。

老人は全身汗まみれ

両足のふくらはぎは震えているようにも見える。

時折、老人の荒い息が聞こえてくる。

しかし駅はまだ見えてこない…。

おいおい、これは60円の仕事じゃないだろ…。

老人は、ただただ自転車を漕いでいた。

僕は駅までの道のりの間ずっと、痩せこけた老人の背中を見つめていた。

なぜ僕はたった40円を必死に値切ったのだろう。
そんなことを考えながら。

結局25分かかって、サイクルリクシャーは駅に到着した。
疲れきった老人の皺だらけの手に、
僕は倍の50ルピーを手渡し、
逃げるようにその場を去ったのであった。

前置きが長くなってしまったが、
今日ペンギンプルペイルパイルズの「謝罪の罪」を見ながら、
僕はそんなことを思い出していた。
「謝罪の罪」は、本当に面白かった。

あの老人に倍の50ルピーを手渡したのは、
老人のため、というより
自分の為ではなかったか。

「謝罪の罪」はそんな色んなことを考えさせられた素晴らしい作品でした。

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