プリセタ公式ブログ

Archive for 3 月, 2010

本日千秋楽です。

ただ今 出演させて頂いている舞台、ホロビテ 旗揚げ公演 「息を飲んで」もいよいよ本日千秋楽です。毎回思う事ですが 幕が上がれば もう あっという間ですね。今回は今まで自分がやった事のない役柄でしたので演じていてとても楽しかったです。実際 今回 舞台のセリフでもありますが「美味しいビールを飲むんだー!」の精神のもと ラスト1回全力投球致します。稽古と本番の毎日の中で世間は目まぐるしく動いております。桜が開花したり、プロ野球が開幕したり、今年の横浜ベイスターズはとても楽しみです。終わったらゆっくり観戦しようと思います。本日は以上です。それでは、またー。

富士 たくや

坂の途中。

関です。
関寛之です。
運んでます。
重たそうに運んでます。
渋谷に行く為に長く急な坂道を自転車で漕いでいると
段ボールを3箱運んでいる女の人がいました。
重たそうだなぁ。
なんて後ろから見て思っていると
突然女の人は膝から崩れて段ボールを落としてしまい
中から大量のみかんが坂から転がりました。
漫画みたいな展開ですが
慌てて自転車を降りて一緒にみかんを拾う僕。
「ありがとうございます!」
満面の笑みで感謝された事もありますが
その女の人よく見るとすごくかわいいです。
「いえいえ。」
と言って自転車に乗ろうとすると
女の子はまた3箱の段ボールを運ぼうとするので
「あの、運びましょうか?」
「え?」
「段ボール。」
「えっいや悪いからいいですよ。」
「いやいや、かなり重いじゃないですか。
 運びますよ。坂の上まででよかったら。」
「・・・すいません。ありがとうございます。」
そんな訳で自転車を降りて一緒に段ボールを運ぶ僕。
「本当にすいません。お急ぎじゃないんですか?」
「いえいえ。まあ用事はありますけどそんなに急いでないんで。
 どこまで行くんですか?」
「渋谷です。」
「え?渋谷?」
「はい。」
「けっこうありますよ。バスとか使った方が良いんじゃないですか?」
「そうなんですけど仕事なんで。」
「仕事?みかんを歩いて運ぶ仕事ですか?」
「いや私業者なんですよ。」
「え?大学生じゃないんですか?」
「はい。果物を売って歩く業者なんですよ私。
 渋谷へ歩くまでにお店や家に飛び込みで
 お邪魔して果物を売ってるんです。」
「えー飛び込みって大変じゃないですか?」
「そうですね。まあ大体8割は断わられますね。
 たまに怒鳴られる事もありますよ。」
「うわーきついなぁ。」
「でも常連さんというか毎週買ってくれる家もあって
 運がいいと渋谷に着くまでに手ぶらなんて事もあるんですよ。」
「へぇ。」
「あの・・良かったら買いませんか?」
「え?」
「フルーツ。」
「フルーツ?」
(いきなり果物をフルーツって言い出したこの人)
「はい。さっき拾ってもらったみかん。
 あれみかんじゃなくてデコポンって言うんですよ。」
「デコポン?」
「はい。しかも愛媛のデコポンなんで自慢の美味しさなんです。」
「へー愛媛の人なんですか?」
「いや私は茨城なんですけど。」
「え?水戸?」
「いや神立です。」
「神立?」
「我孫子とか牛久方面の土浦の1つ先なんですけど。知ってます?」
「いやぁ行った事ないですねぇ。」
「じゃあどうですか?」
「え?」
「フルーツ。」
「・・・・・。」
「私を助けると思って。」
「んー」
「ね?」
「ねって言われても。」
「えーお願いしますよ。これも何かの縁じゃないですか?」
「縁?」
「これも何かの縁なんで安くしますから。」
「んー安くねぇ。いくら?」
「1箱5千円です。」
「いやいやいやいや。1箱もいらないですよ。」
「えーみんな1箱から買っていきますよ。じゃあ破格の20コでいいです。」
「いやいや。20コも食べられないですよ。」
「じゃあ格安の10コ。10コならいいですよね?」
「・・んー・・・いくら?」
「千円。」
「千円ねぇ。」
「激安でしょ。おまけで2コつけちゃう。ね?」
「・・・・・・。」


そんな訳でデコポン買ってしまいました。
数日後。
また渋谷に用事があり
自転車で坂を登っていると
坂の途中の家から
段ボールを持った女の子が出て来て
僕と目が合いました。
しかし何事もなかったかの様に
女の子は普通に渋谷に向かって行きました。
デコポン。
なんか間抜けな響きですね?
僕みたい。

父との約束

「富士山登ろか?」
と僕は父に言い、父は
「うん、登ろか」
と言った。
つい先日の事だ。

そんなあっさりしたやり取りから、
今年7月、父と二人で富士山に登ることが決まった。
拍子抜けするほどあっさりとしたやり取りだった。

父はもうすぐ還暦を迎える。
いつの間にか老眼をかけ、
足はふらつき、白髪も増えた。
ほとんど実家に帰らないため、
久々に帰る度に、
父は少しずつ順調に年老いていた。
だからこそ、還暦を迎える前に
父と富士山に登ろうと思った。

実家に帰ってもさほど話すわけでもなく、
年齢を重ねるにつれ、
次第に本音は遠のいていったように思う。

父と出かけるのなんていつ以来だろうか。
そんなレベルの僕らが、
富士山までの道のり、
山頂へと続く道のり、
そして山頂に到達したその場所で
一体何を語るのだろうか。

そんな感じの、気まずさが充満しそうなこの状況を想像し、
しかし僕は不安を覆うように、
ワクワクとした昂揚感を抑えられずにいる。

山頂の寒い中、父と二人、
ブルブル震えながら朝日を待つ姿を想像し、
それはひどく滑稽に思えるのである。

こっちからはこう見えた。

関です。
関寛之です。
垂れてます。
額がパックリ割れて血が垂れてます。
調布からの帰り道。
自転車で甲州街道を走っていて
仙川辺りの交差点で信号待ちをしていると
反対側で同じく信号待ちをしてる人の中に
中年のオジさんがいて
そのオジさんの額からダラダラと血が垂れてます。

・・・尋常じゃないな。

素直にそう思いましたが
不思議な事にそのオジさんは普通に立って信号待ちをしており
反対側の周りの人達は
その血がダラダラ垂れた尋常じゃないオジさんの事を全く気にしません。

早く救急車を呼べばいいのに。

そう思いながら信号が青になったので
オジさんの元に駆け寄ろうとすると
オジさんの隣にいた若者が急にオジさんの首根っこを掴んで
「おらバカ!早く歩けよ。」
と言って横断歩道を渡って来ます。
「え?・・・なに?・・どういう事?」
状況が掴めませんでしたが
その若者のオジさんに対する扱いがあまりにも酷いので
やめさせようと近寄ると
「てめえ10万どこやったんだよ!」
「・・・・・。」
オジさんが黙っていると
若者はわざと周りに聞かせる様に大声で
「おい!親父!オレの親父!俺の10万どこやったんだよ!」
「・・・・・。」
何も言わないオジさん。
「おーい。また競輪か?競艇か?それとも女に使ったのか?」
「・・・・・・。」
オジさんはそのまま息子に駅前の交番へ運ばれていきました。

来週から

プリセタ「コミック」終わってからも稽古、稽古の毎日を送っております。疲れもだいぶたまってきておりますが来週からいよいよ下北沢にて本番です!本日はお知らせさせて下さい☆
どうぞ宜しくお願い致します!

ホロビテ

「息をのんで」

2010年3月25日(木)~30日(火)

@下北沢OFF・OFFシアター

作・演出 細川 洋平

Cast

荒井 タカシ
礒部 泰宏
井本 洋平[温泉きのこ]加瀬澤 拓未
佐藤 もとむ[温泉きのこ]
瀬戸口 竜ノ介
富士 たくや[プリセタ]松本 大卒[チャリT企画]宮崎 陽介

細川 洋平

timetable

3月25日(木)19:30
26日(金)19:30
27日(土)14:00
19:30
28日(日)13:00
18:00
29日(月)14:00
19:30
30日(火)19:30

ticket

前売り:2800円
当日 :3000円

お問い合わせ先

090-5318-9200(ホロ 11:00~20:00)

horobite@gmail.com

http://horobite.blogspot.com/

皆様 是非 是非 劇場でお待ちしておりますー。
来週あたりには桜も開花するようですね。プロ野球も始まりますし、楽しみが
沢山ありますが、その前に舞台に全力投球です。
それでは、またー。

富士 たくや

一年後の僕。

関です。
関寛之です。
早朝です。
早朝6時半です。
突然携帯電話が鳴りました。
まあ大抵電話は突然鳴る物ですが
いきなり起こされた僕は
半分寝た状態で電話に出ると
「ひろゆき?ひろゆき?起きてる?お母さん。」
母でした。
ひろゆきって何の変哲もない名前だなぁ。
なんてぼんやりしてると
「昨日ね、有名な占いの先生に会ったんだけど
 あんたいま彼女いる?」
「はい?」
「あんたいるなら早く結婚しなさい。
 いないなら今年中に彼女見付けて結婚するの。いいね。」
「何いきなり。朝から。」
「とにかく結婚するの!
 じゃないとあんたの人生駄目になるから。
 何もかも駄目になるからね。」
「え?何それ?」
「とにかく頼んだよ。」
電話は切れました。
「頼んだよって言われても・・・僕が頼みたいくらいだよ。」
携帯電話を見れば6時35分。

婚活。

全然実感が湧きません。
今まで全然他人事の様に聞いていた言葉ですが
そんな訳でいきなりなんですが
ひっそりと婚活してみたいと思います。
高らかに結婚宣言!は出来ませんが
この話を谷川さんにすると
「まあお前は無理だね。」
と言われてしまいました。

毎年この季節になると
スガシカオの「桜並木」が聴きたくなります。

「大丈夫ですか?僕?」
いまは遠い誰かに聞いてみたいです。

関寛之

テーマソング

「今年の俺のテーマソングはオアシスだ」
友達からそれを聞いた時、素直に
かっこいい~
と思ってしまった。
友達は今年一年を通して、何かある度にオアシスを聴くらしい。

テーマソング

いい響きです。
いや、そもそもテーマソングなんて一般人が持っていいものだとは思わなかった。

長渕の「とんぼ」とともにバッターボックスに向かう清原
We Will Rock Youが響く中登場するアンディフグ

それは、一流にのみ与えられた特権、
と思っていた。
しかし…
別に持ってもいいんじゃないか?
2010年、苦しいときも悲しい時も歯を磨いている時も、
その曲を聴いてはモチベーションを上げられる、
そんなテーマソングを僕も持とうと思った。


サカナクション「アルクアラウンド」
そうです。
今流行のサカナクションです。
流行の乗っかってしまって、すごく恥ずかしいのですが、
悩める若者の機微を乗せたこの曲が今の自分に適している気がして、
決めました「アルクアラウンド」
忌野清志郎さんの「デイ・ドリーム・ビリーバー」と迷ったのですが、
失恋の曲を明るく唄った「デイ・ドリーム・ビリーバー」を
テーマソングにするのはどうなんだ、と思い、
そもそも2010年のテーマソングが失恋の曲ってなんなんだ、と思い、
今っぽくてアレですが「アルクアラウンド」に決めた次第です。
ちなみに「アルクアラウンド」のPVはかっこいいです。
是非ユーチューブで試聴を。

皆さんも是非、2010年のテーマソングなんて作ってみてはいかがでしょうか。

稽古の前に

先日は、稽古の前になんきんさんの個展に行って来ましたー〓@東中野。

お店の方にお茶を出して頂きゆっくりとみて来ました。ワルちゃんステッカーを購入し、そして無料で貰える かるた形式のカードを貰いました!

作品の方は結構売れてしまったらしくちょっと寂しくなってましたが、行ってよかったと思える個展でした!残念ながらもう終わっちゃってますが、またあったら是非行きたいです☆

すでに3月ですがまだ寒いですね。風邪をひかないように気をつけなければ。

今月末から下北沢OFF・OFFシアターにてホロビテという団体の「息を飲んで」という舞台に出演しております。
期待を裏切らない作品になると思いますので皆様よろしければ是非劇場まで遊びにいらして下さいー!

それでは、またー!

富士 たくや

公演後記

今思い返しても、今回の打ち上げは

なんかちょっと違ったぞ、

と思える打ち上げだった。

楽日公演が終わり、終えたことへの感動、を味わう間もなく
バラシ(劇場空間を元の素舞台に戻す)が慌しく始まり、
疲弊している体にムチを打つように、
重いものを運んだり、釘を抜いたり、掃除したり。
バラシが終わる頃には
ドッと押し寄せるように疲れが顔を出し、
その後の打ち上げは楽しいけれども、
すこしぐったり感が漂ったりする。
というのがお決まりの打ち上げパターンだったのだが・・・。

違ったんです。
今回は何かが違った。
やたらと楽しかった。
僕の勘違いだったら恥ずかしいのですが、
出演者やスタッフの皆さんも楽しんでいるように僕には見えました。
それを物語るように、
朝5時に打ち上げを終了した後、
別れを惜しむように、その後みんなでぞろぞろと松屋に食べに行ったりして。
朝5時に10人以上の大人がテーブル席に並び、
かっ食らうように牛丼を食べる光景は
滑稽でありながら、なんか素敵だった。

打ち上げ中、なんきんさんが楽しそうに話していたのは、
すごく印象的で、うれしかった。
今回『コミック』の劇中に登場する作品やTシャツを作って頂き、
なんきんさんがいなければ、『コミック』という作品が生まれなかった、
と言っても過言ではない陰の功労者。
そのなんきんさんが楽しそうにお酒を飲んでいる姿を見て、
『コミック』を作ってよかったなぁ、
と改めて思ったりしました。

出演いただいた客演の皆様、スタッフの皆様、
そして何よりご来場いただきましたお客様、
本当に本当にありがとうございました!