プリセタ公式ブログ

Archive for 6 月, 2008

出演者紹介10ーひとみ

何故かそこは僕の実家のこども部屋で僕はベッドに寝転んでいて、ふと横を見ると、谷川さんが正座をして習字をしていた。
そこへ一人の女性が現れた。
ひとみさんである。
ひとみさんは風呂あがりなのか、バスタオル一枚だけはおった姿で当然のように現れ、ドライヤーで頭を乾かしている。
僕は意味不明な状況に目が点になり、ふと横を見ると、谷川さんも目が点になっていた。
これからどうなるんだろう。
そんな不安と期待に胸躍らせた辺りで目が覚めた。
ひとみさんが稽古に現れた日から三日後、僕はそんな夢を見たんです。
何故そんな夢を見たのだろうか。
初めてひとみさんとカフェで会った時、一時間以上話していたにもかかわらず、僕はひとみさんのことが全く分からなかった。
やたらとスタイルがよく、顔立ちはきれいで、愛らしい声の持ち主だった。
外見や声は分かるのだが、性格は一向に掴めない謎の女性。
とにかくひとみさんは謎の存在だったし、そしてその掴みどころのない謎具合がとても魅力的だった。
だからあんな夢を見たんだと思う。
あれから一ヶ月以上稽古を経て、ひとみさんは未だに僕の中ではハッキリとは分からない存在である。
大人なようで子どもっぽい。
わがままなようで気遣いのできる人。
色っぽいようでかわいらしい。
なんというか、両極面を持ち合わせている人なんだという事が、稽古一ヶ月を経て感じた印象だった。
何を考えているのか分からないが、どうも気になってしまう存在。
今回僕の独断でひとみさんの写真は敢えて載せないことにした。
是非今作『ランナウェイ』でひとみさんの姿を間近で見て欲しい。
たまらなく謎なひとみという女性に惹かれること間違いなしである。

出演者9-宮本寅吉

驚きました。
あの時は本当に驚きました。
あれは数ヶ月前、チラシができた時の話です。
いよいよチラシが完成し、なんきんさんが作ってくれたチラシに感動していた時、ふと、ある出演者の名前に目がいき、唖然としました。

「宮本寅吉」

誰なんだ?
確かにプリセタの劇団員に宮本と名のつく役者さんはいたが、どう考えても「寅吉」という名前ではなかった。
そもそも、なぜ寅吉なんだ。

というわけで、今回から新しい芸名で再出発を果たす宮本寅吉さんです。
寅吉さんは今年30歳になりました。
30歳。
やはり色々考える年頃なのかもしれません。
いろいろ考えた結果、宮本敏和から寅吉に変えたかと思います。
しかし、なぜ寅吉なんだ。
寅吉さんは昔剣道をやっていたこともあり、内なる闘志・感情・考えをあまり外に出さないタイプなんです。
じっと相手の出方を伺い、狙いを定め、ここぞという時に相手に面を食らわせるような、油断ならぬ男。
静かな男ほど内面は荒々しく、そして激しい。
プリセタメンバーで陶芸教室に行った時、やはりいつも通り静かに作品を作っていた寅吉さんではあったが、出来上がった陶芸作品を見てメンバー全員が驚いたんです。
でかい。
あたかも寅吉さんの内面が滲みでてしまったかのように、寅吉さんの作った作品だけ桁違いにでかく、そして脅威を感じさせる荒々しい作品だった。
寡黙な男。
会ったばかりの人はそう思うかもしれない。
しかし、本当の宮本寅吉は、じっと相手の出方を伺い、狙いを定め、ここぞという時に相手を打ちのめすような、それは「寅」のような人間なんだと思う。
30歳になり、新たな出発を果たした宮本寅吉を是非見に来てほしい。

プリセタ

いよいよプリセタ「ランナウェイ」の稽古も最後となります。
とても面白い作品となっておりますので
皆様、劇場でお待ちしております!
さて、話は変わりますが
劇団員の山本陽子が6月20日に32歳の誕生日を
ひっそりと迎えまして新たな気持ちで頑張っております!
プリセタの紅一点注目です!
誕生日の当日はみんな稽古に集中し過ぎていて
山本さんの誕生日をすっかり忘れていたので
今日の稽古の時にみんなでサプライズのお祝いをする予定です。
何があるのかはまたの機会に。
それでは、今週からいよいよ本番頑張ります!
富士たくや

稽古場日記山口

今日の稽古が終わってしまってとうとう明日が最後の稽古日になってしまった。
正直なところ今は本番より明日の稽古が心配だ。
明日の稽古でうまくいかなかったら、明日の稽古で怪我したら。。
とにかくもう明日の稽古さえうまくいけば。気持ち良く小屋入りしたい。
今日のダメ出しのときに戸田さんが言ってた。「もう一度本に帰って」。
自分の劇団の公演のときに、いつもより早く通し稽古が出来たとき、出演者全員でもう1度台本見ながら読み合わせをしたことを思い出しました。
今日はもう1度落ち着いて本を読んで、明日の稽古に備えたい。

プリン

関です。
関係長です。
もらいました。
プリンに力をもらいました。
野村さんがプリンを差し入れてくれたのですがもうこのプリンが美味しい事この上ありません◎
あまりの美味しさに多くを語るとウソ臭くなるのでこの辺で今日は終わりたいと思います。
通しも始まっております。皆様のご来場お待ちしております。

出演者紹介―松永大輔

天才です。
今作「ランナウェイ」の出演者の中に天才がいるんです。
すらりと背の高い体格、キリッとしたルックスのよさ、言葉を発すれば人に笑いと幸福を与えてしまう完璧な男。
前作「モナコ」から新星のごとく現れたプリセタ期待のニューホープ、松永大輔さんです。

彼は何の躊躇もなく言ってしまいます。
俺、天才ですから。
俺、かっこいいっすから。
おいおい関さん、俺に嫉妬しないでくださいよぉ。
ちょっとぉ、ったく、いい加減一人にしてくれよ。
松永大輔のそばを歩けば、ふとそんな声が聞こえてきます。
しかし今作「ランナウェイ」で松永さんは苦しんでいる。
昔、熱血スポーツマンだった彼は、今回やたらと体を張っった演技が多く、稽古中にとうとう腰をやらかしてしまった。
階段を上ることさえ苦痛な表情を浮かべている。
病院にいった時、医者はレントゲン写真を見て愕然とし、今すぐ出演をやめたほうがいいと言われたそうです。
しかし松永大輔は毎日稽古に現れます。
休憩中苦しそうな松永さんに「腰大丈夫ですか?」と聞くと、「全然大丈夫っすね」と余裕たっぷりに言い放つのだが、ふと着替えの時に松永さんを見ると、腰に何重にも巻かれたテーピングがとても痛々しく見えました。
彼はよく自分を天才だと言います。
しかし、それを聞く周りの誰もが、それは松永大輔が自分を鼓舞するために言っているだけの、おべんちゃらだという事を知っています。
松永さんは本当は誰よりも努力家で、誰よりも負けず嫌いな熱血家なんです。
日に日に松永さんの腰はおかしくなっていて、稽古の合間に意味不明な腰に効くダンスを踊っている松永大輔。
もしかしたら本番中、腰がもげてしまうかもしれない。
それでも松永大輔はやるだろう。
「全然痛くないっすよ。俺、天才っすから」
そんなことを言いながら余裕たっぷりに舞台に上がる松永さんを、是非見にきて欲しい。

稽古場日記

稽古中にふじたくさんに、私の愛用のサインペンを貸した。
ダメ出しの時にふとみると、私のサインペンを、自分のくつの中に入れていた。
ちょっと!ちょっと!
あと4日で、小屋入りです。山本でした。 

松永です。

タイムマシーンの原理って知ってます?僕もよく分からないんですけど…。
光の速度を超えれば、時間を飛び越えられる。物は光を反射することによって存在する。
ストロボを想像すると分かりやすいかな。
だから、光が無ければ何も存在しない。だから光の速度を超えれば、時間を巻き戻しも早送りも出来る。
よく分かんないですね。僕もよく分かんないです。
小学生の時に、「なるへそ」って思ったんですけど…。今はなんとなくしか分かんないです。
そうそう、それで何を言いたいか、というと暗転中の転換のことです。
真っ暗の中で時間を飛びこす。まさにタイムマシーンじゃないですかあ。
ミスの許されない作業なんですけど、皆さんをタイムマシーンに乗せるつもりで楽しみたいと思います。
あ~、一週間前に戻りたいなあ。

出演者紹介7-野村恵里

かわいい女性を見るとドキドキしてしまいます。
と同時に、どこかその人に対して不信感を持っている自分がいる。
「かわいい人はチヤホヤされてきたんだから、どうしても傲慢な性格になる」的方程式が僕の中に組み込まれているからです。
しかし今作「ランナウェイ」の稽古中に、その方程式を安々と崩した女性がいるんです。
野村恵里さんです。

驚きました。
野村さんの、その人柄の良さに。
人に対してあまり飾らず、ありのまま人と接する、その姿に。
野村さんは誰に対してもフレンドリーに接していて、それでいて周りの人は全く持って嫌な気持ちにならないんです。
あぁいう明るさ、親しみやすさは本当に羨ましいなと思ってしまう。
僕は人に対して壁を作ってしまうほうなんですが、野村さんはその壁をいとも簡単にすり抜けて、気がついたら中に入り込んでいる。中に入られても嫌な気ひとつしない、例えるならそんな印象でしょうか。
だから野村さんがいると、自然と稽古場が明るく華やかになるんです。
今作「ランナウェイ」では戸田さんとも谷川さんとも大いに絡んでいます。
それがまた面白いんです。
真剣に芝居に取り組んでいる野村恵里。
楽しそうに笑っている野村恵里。
稽古場全員にプリンを差入れしちゃう優しい野村恵里。
暑さに耐え切れず、ガリガリくんを食べる野村恵里。
どの顔も魅力的で、嫌味がない。
そう、野村さんはどんな顔を見せても「嫌味」を感じさせないのだと思う。
稽古も終盤に差し掛かりました。
今作「ランナウェイ」で、野村さんは重要なキーとなる役を演じています。
喜び、怒り、悲しみ、不安、希望。
野村さんは普段そうするように、「ランナウェイ」でも色んな顔を見せています。
それはやっぱり「嫌味」に感じさせない普段の野村恵里が滲み出ているように思う。
是非見て欲しい、野村恵里の七色フェイスを。

<野村恵里の出演作品を少しだけ紹介>
映画「アヒルと鴨のコインロッカー」中村義洋監督(2007年)
映画『ポストマン』今井和久監督(2008年3月)

出演者6-佐藤幾優

遅れてきた。
この方は稽古に遅れての参加だったんです。
というのも6月1日までブルドッキングヘッドロックの公演に出演されていたので、プリセタに合流した最後の俳優さんだったんです。
それはこの方、佐藤幾優さんです。

しかし何故でしょうか。
もうすっかり遅れての参加の事を忘れています。
遅れたこともあってか、参加初日なんかは遠慮がちに稽古場に入ってきた佐藤さんでしたが、いつの間にかプリセタに溶け込み、今や堂々たる存在感を放っている。
なくてはならない人。
そう、稽古前半にはいなかった佐藤さんはいつの間にか、プリセタの芝居になくてはならない人物となっている。
そういう俳優さんなんだと思う。
芝居を見終わった後、例え小さな役だったとしても、いつの間にかお客さんに印象を残してきたんだと思う。
6番打者。
僕は人を見るときには必ず野球の打順で区分けをしているところがあって、佐藤さんを例えるならやはり6番打者だと思う。
決して3~5番のクリンナップを打つ事はない。いや、クリンナップを打てるだけの能力は十分にあるのだが、監督から任されるのはやはり6番打者。
ホームランをバンバン打つわけではない。
打率が特にいいわけでもない。
ただここぞという時に必ずいい仕事をしてくれる。それが6番打者であり、佐藤幾優さんだ。
佐藤さんを見ていると、自然と野球の場面に重なってくる。
7回裏ツーアウト、二点ビハインド、クリンナップで作った満塁のチャンス、バッターは6番レフト佐藤。
彼は外角低めのストレートを鮮やかに左中間に放ち、走者一掃のツーベースを放つ。
佐藤さんがいれば、必ずいい仕事をしてくれる。
今作「ランナウェイ」でもそれ然り。
芝居を作る時には必ず登場人物の一人として居てほしい俳優、佐藤幾優。是非ご観覧を。

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