関です。
関係長です。
おかしい。
おかしいです。
確か今週の占いでAB型水瓶座の男は
「今週のあなたは何をやっても絶好調!
誘いを受けたら迷わず参加してOK。
新しい世界はきっとあなたを待っています。」
期待しちゃいました。
たかが占いと気にしませんでしたが
そんなに言われたらほのかな期待しちゃいました。
しかし現実は月曜から下痢が止まらず
昨日の稽古帰りの飲み会では賭けに負けて
戸田さん菅井さん山本さんの飲み代を出して
朝起きると体の節々が痛く全身関節痛で
布団から一歩も動けない状態です。
そうです。ある意味絶好調です。
とりあえず今はお尻を拭きすぎてヒリヒリ痛くて堪りません。
こんな僕に新しい世界は待っているのでしょうか?
Archive for 4 月, 2008
迫力
「坂本さーん」
と呼ばれる度に振り向いてしまう、名前が似ている山本です。
アルバイト先の和食料理屋さんに、坂本さんというトレーナーの社員さんが移動してきました。
トレーナーというのは、アルバイトの人達に、サービスの色々を教えてくれる役職の人らしいです。
50歳を少し過ぎた坂本さんは、話してみるとすごくやさしいのですが、痩せていて色黒で背が高く、浦沢直樹さん
のマンガに出てくる悪人に顔が似ていて、ものすごく眼力が強いので、目を見て話していると吸い込まれそうになり、ものすごく疲労してしまいます。
昨日、坂本さんとアルバイト一対一での面接、というのがありました。
私の番が来て、アルバイトをはじめた動機や、お店の改善点などを話した後、坂本さんは多少熱い口調で言いま
した。
「では、山本さんが、この店で今後学びたいことは何ですか?」
学びたいこと?
賄いを食べさせてもらって、愉快に仕事をしたいとしか思っていなかった私には、学びたいことは特になく、特にないので黙っていたら、坂本さんは、私が考えているのだと思ったらしく、ものすごい眼力で正面から見つめているのです。一分くらい沈黙が続いた後、耐えきれず私は言ってしまいました。
「和食の料理の出しかたを学びたいです。」
セリフをぶつぶつ唱えながら、今日こそは賄いでカレイの煮付けが食べられるかどうか、ばかり考えていた私は、坂本さんから、和食のサービスについて学ぶことになりました。どうぞよろしくお願いします。山本
ヒーロー
子供の頃には誰でも憧れのヒーローが必ずいると思う。
仮面ライダーだったりウルトラマンだったり。
もちろん僕にもいた。
僕のヒーローは「大門」
西部警察の大門である。
僕は大門に夢中だった。
あのグラサンに、あの角切りに。
大門が使う銃はライフル。
今考えるとかなりおかしい。
でも子供の頃の僕はライフルを使う理由をしっていた。
なぜかって?
答えは簡単、ヒーローだから。
だから僕は西部警察が大好きな幼稚園児だった。
一人でよく西部警察ごっこをした。
もちろん僕の役は大門!
なぜ一人かって?
西部警察が大好きな幼稚園児が周りにいなかったからさ。
ある日の事です。
西部警察が始まる2時間前。
僕は母親にこっぴどく怒られていた。
何をしたかは覚えてない。
とにかく怒られていた。
そして母親が最後に一言
「そんな事をする子には西武警察を見させません」
「え!?」
青天の霹靂。
その数秒後、号泣。
これでもかと言うほど号泣。
はっきり言おう。
人生であれほど泣いた事はない。
大好きな女の子にフラれてもあれほどは泣かなかった。
それが延々に続くのである。
布団にくるまって泣き続ける僕。
どれくらい泣いただろうか。
時計を見ると西部警察開始まであと5分。
「ダメなのか。今日ダメなのか!」
その時である。
「見ていいよ」
神の声である。
あ、間違えた。
母親の声である。
でもその時は神の声に聞こえた。
そして僕は狂喜乱舞。
あれ程嬉しい事はなかった。
その日の大門、いつも以上にライフルを撃っておりましたとさ。
宮本寅吉
おまわりさん
夜道を自転車で走っていました。
車が来ないのでいつものように信号無視をして横断歩道を渡っていたら、向こう側に気の弱そうな若いおまわりさんが立っているのを発見しました。
「あっ!」
と思った瞬間、おまわりさんは、ゆっくりと後ろを向きました。
私の信号無視を注意する勇気が無いので、見なかったことにしたみたいでした。おまわりさん、ごめんなさい。山本でした。
シマッタ!
友人から、
「恋人と別れた。自分から別れを告げた。」のようなメールが届いた。
あわよくばいつか一緒に住もうと誘おうとたくらんでいた別の友人がかなり年下の同僚と付き合いはじめてしまい、ちぇっ、と思っていた矢先だったので、
「わーいわーい!じゃあ空いた時間に私と遊ぼう!
」と、正直に返信したら、返事が帰ってこなくなってしまった。
あれ?おこっちゃったの?忙しいだけだよね?山本でした。
島人
気がつくと僕は、右隣に座っていたスキンヘッドの男に説教をされていた。
47歳でニックネームはひろちゃん、漁業関係の仕事しているそのスキンヘッドは、真面目な話とエロ話が至極好きで、人生の教訓を語っていたかと思うと、いつの間にか下ネタに変化している。
焼酎片手にくさやをつまみながら、僕は何故ひろちゃんと話しているのだろう?とふと思う。
ここはどこだろう?
確か二日前に、衝動的な思いつきで伊豆大島に来た。
昼はレンタカーで島内を徘徊し、夜になってこの店に来たのだった。
右にスキンヘッド、左にガタイのいい7・3の消防士、目の前には漁師殺しの異名を持つ恋愛経験豊富なママ。
そう。僕は生まれて初めて、「スナック」に入ったのだった。
よそ者であることなんて全く関係なく、僕は見知らぬ島人たちに暖かく迎え入れられ、3時間ほど一緒にお酒を飲んだ。
島の話を興味深く聞き、時に腹を抱えて笑い、気がつくとエロ話をしていた。
消防士は僕の飲み代を一緒に置いて帰っていった。
スキンヘッドはくさやの残りをくれて帰っていった。
ドカタ殺しの異名も持つママと、昔ホームレスをやっていたらしい寿司職人と僕の3人になり、高まったテンションから僕は「歌いたい」と言った。
見知らぬ土地の見知らぬスナック、見知らぬ島人の前で僕は何故か、さだまさしの「関白宣言」を歌い、妙な満足感でみたされていた。

くも
2か月くらい前から、部屋に小さな蜘蛛がいる。
ちょっと蟹に似ていて、ぴょんぴょんジャンプするタイプのやつだ。
ゴキブリと蚊以外は殺さないことにしているし、3ミリ位の小さいやつだったので、壁にくっついているのをちょくちょくみかけていたが放っておいた。
さっき、すごく久しぶりに遭遇した。
私の家の何を食べていたのかわからないけど、明らかに成長していた。1.5cmはあったと思う。
そろそろ共存に不安を感じたので、ティッシュにのせて外に逃がした。
一緒に冬の寒さを乗り越えた仲間も旅立っていき、外はいよいよすっかり春です。山本でした。
前髪の思い出
中学生からはじまり、高校生のおわりまで、とてつもなく短い前髪をしていました。
風呂上がりの濡れた髪をおもいっきり引っ張って、自分で切ってしまったことがきっかけで、友人からは前髪1センチと言われ、しかし決してオーバーではなく、本当に1cm、多く見積もっても2cmの、どう考えてもヘンテコな前髪をしていましたが、一度そうしてしまうと癖になって、ちょっとでも伸びてくると、「私、みんなの期待を裏切っている!」と、勝手に思い込み、どんどんエスカレートしてしまったのでした。
あげくのはてに、地元のおしゃれ美容院”ヘアステージ”のお姉さんに、「ここのところは、うぶ毛ですよね?」て聞かれ、前
髪だとは言えず、「はい」と嘘をつくはめにまでなったのでした。
31才、今日も切ってしまった。あーあーあー山本。
全力疾走
前方から、小学二年生くらいの男の子が、手の指を力一杯全部広げて、すごい形相で走ってきた。
今、バス停に止まっている、発車しそうなバスに乗りたいようだ。完全に、彼のマックスの力で走っていると見受けられる。
後ろから、母親だと思われる30代後半くらいの女の人が、買い物袋を下げてチンタラ走ってきた。
ちょっと笑っているし、明らかに、全力は出していない。大人になると、なぜ全力疾走をしなくなるのか。
まったく意味がわからないなと思った。
走れ。走れ。急いでいるなら、もっと走れ。山本でした。
可愛らしいおばあさん
区の施設にコピー機をかりに行った。
何度か行ったことのある施設での何度か行ったことがある作業だ。手続きをするためにまずカウンターに行ったら、品の良い70才位の白髪の女性が、「では、この紙に必要事項をお書き下さい。」と言って、登録用紙を手渡してくれた。
登録用紙に書き込むという作業は、いつも非常に面倒くさい。しかもこの用紙は、何やら書き込むことがいつもの用紙に比べてやたら多いような気がする。
でも、書かないことにははじまらないので、名前や住所、使用目的などを書き、「お願いします。」と、さっきの女性に手渡した。
書類をパッと見て、彼女は、文字通り、手で顔を覆って言った。
「なんということでしょう!新米なもので。わたくし、お渡しする用紙を間違えてしまいました!」どう見ても、可愛らしかった。「なんということでしょう!」と言う言葉を本や映画ではなく実際使う人もはじめて見たし、しかもその言葉はたいそう自然だった。
私は、面倒くさい用紙をもう一度書かなければならず、相手によっては、コンチクショウ!ぐらい思ったかもしれないが、「はい。大丈夫です。」と、可愛らしく答えて、新しい用紙に取り組んだ。本当の可愛らしさとは、伝染するものです。山本でした。

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